<<Ultima5 in UO>>







カスカが政権を握る中、ヘイブンでは長期療養中だったクレイニンが退院する事になった。

ロイヤルガードと冒険者に護衛され、ヘイブンを後にするクレイニン。





途中、何者かの襲撃を受けたが、なんとか無事にムーンゲートに到着。

ここからは、安全な場所にゲートで移動するとの事。

しかし、クレイニン退院の知らせを受け、カスカが動揺した、との情報もある。

まさか、この襲撃にカスカが絡んで・・・?





しかし、それから間もなくして、トリンシックのパラディン詰め所に匿われていたクレイニンが、
シャドーロード派閥の軍勢に急襲される事件が起こった!

(襲撃している派閥軍は、全てプレイヤー達です。)





クレイニンはシャドーロード派閥の軍勢の手にかかり死亡。

そこへ、黒いローブをまとった、かのメリッサが現れ・・・。





メリッサは、当時(ブラックロック発見装置起動の頃)の面影を残しておらず、
シャドーロードに取り込まれているようだ。





そして、破壊の言葉を唱えるメリッサ。





大爆発を起こし、メリッサは去っていった。





後には、無残な死体(よく原形とどめてるな)となったクレイニンの姿が・・・。

(ちなみに、ヤマトシャードでは、クレイニン急襲中のシャドーロード派閥の軍勢に、
なんとミナクス派閥の軍勢が強襲!
シャドーロード派閥の軍勢はミナクス軍に一掃され、
クレイニンはどさくさにまぎれてミナクス軍により殺害されてしまったのであった・・・。
派閥の部隊は、皆プレイヤーだからね・・・^^;)





さて、クレイニンという邪魔者が居なくなったカスカは、
自分の地位を磐石な物としようと、冒険者の一団を率いて、
町を襲っているシャドーロード軍+クリムゾンドラゴンの拠点を襲った!





そこにあった赤いクリスタルを砕くカスカ。





これにより、シャドーロードと手を組んだクリムゾンドラゴンは、
もうブリタニアには出没しないだろう!と宣言するカスカ。





カスカ「誰かが言った、「高名な魔術師こそがブリタニアに最良な事を知っている」・・・馬鹿が!」





カスカ「クレイニンの手助け無しで、敵は我が足元にひれ伏したのだ!」





カスカ「クリムゾンドラゴンの不可解な力は、この王冠の前に屈したのだ!」

要するに、クレイニンやスーテックやクロノスと言った、
高名な魔術師よりも、自分のほうが優れている、と誇示したいらしいカスカ。





しかしそこへ、クリムゾンドラゴンが来襲!

あわてふためくカスカ!





突然ガードを呼ぶカスカ!





何も出来ないカスカ。





周囲の群衆からは、皮肉まで飛んでくる。





そこへ登場したのは、白金(?)の竜、プラチナドラゴン!





プラチナドラゴンのブレスにより、クリムゾンドラゴンは退いた。

この、クリムゾンドラゴンと、プラチナドラゴンの存在は、ウルティマ5には存在していない。
UOオリジナルと思われるが、その詳細は語られていないので、多くの部分が不明のままである。

UOでは、破壊の権化のクリムゾンドラゴンの対極の存在として登場し、
徳の世界ブリタニアに味方してくれる、と約束してくれた模様。



諸君。誠に残念なことだが、
先ごろ、わしに逆らおうとする者たちが存在していることが白日の下にさらされた。

言うまでもなく、諸君は王に絶対の忠誠を誓わなければならない。
そして、現在はわしが王の全ての権限を代行しており、王に等しい唯一無二の存在なのである。
したがって、わしに抵抗する者は全てわしの敵ではあるが、ブリタニアの敵でもあり、すなわち諸君の敵でもあるのだ。

世の中が不安定な時こそ、統治する者に従い、一丸となって我が王国の難関に立ち向かわねばならない。
偉大な目的を達成しようとする我々に抵抗することは、全くもって看過することはできない。

繰り返そう。先に明らかになったわしに逆らう存在は、ブリタニアにとって非常に危険なものである。
抵抗するものに対して、我々は毅然とした態度で鉄槌を下し、死をもって罪を償わせることも辞さないものである。
諸君、決して雑音に惑わされてはならない。

統治者 Lord Casca
(UO公式サイト、BNNより抜粋)

そして、一時は動揺した姿を民衆に晒し、信頼を失ったカスカであったが、
自分の地位を磐石な物にすべく、市民に強制的に自分に忠誠を誓うよう、圧制を敷き始める。





実は、ウルティマ5でも・・・。

(写真はブラックソン城)





地下世界(アンダーワールド)を探索中に消息を絶ってしまった、
ロード・ブリティッシュの代役として、政権を握ったロード・ブラックソンが、
シャドーロードに取り憑かれ、ブリタニアに圧制を敷いたのだ。





8つの徳を信望する、8つの町の入り口に張られた紙には・・・。





慈悲の徳。





献身の徳。





武勇の徳。





正義の徳。





誠実の徳。





名誉の徳。





謙譲の徳。





霊性の徳。

このように、ブラックソンは、8つの徳をゆがめ、
ブリタニア市民に強要したのだ。





しかも、町のガードまでブラックソンの言いなりとなり、
ガードに近寄るたびに高額な税金を要求された。





逆らえばもちろん、死あるのみ、である。

(ガードが強いのはUOもウルティマシリーズも一緒。
そんなに強いなら、お前らが世界を救いに行けよ、と・・・。)

UOのカスカも、ウルティマ5のブラックソンも、似たような行動を取っていたのだ。





さて、カスカがブリタニアに圧制を敷くその頃、
ブラックロックの影響で、謎の声が頭の中で聞こえていた者に異変が起こる。

頭の中で聞こえていた声が消えたのだ。

しかし、ただ消えたのではない・・・頭の中にあった何かが、現実のものとなった気がするのだ・・・。

何かがおかしい・・・。

そう、この時はまだ知るよしも無かったのだが、
まさにこの時、シャドーロードの本体がブリタニアに具現化したのだった・・・。





そしてカスカは、次の行動へと移る。

カスカの手による軍勢が、サーペンツ・ホールドを襲うというのだ。





この情報をもたらしたのは、エニエールという女性で、
カスカの動向を探っていたとの事。

ん?この女性の喋り方は誰かに似て・・・。

名前を逆から読んでみると・・・エレ・・。

(UOオリジナルのキャラで、エレインという名のロイヤルガードの指揮官である)





仮にも、王に仕える身分なので、正体を知られてはマズイのだろう。





そして、よくよく考えればライキュームの真実の本が奪われ、
エンパス・アビーの愛のロウソクの火が消され、
つまり、徳の3原理の象徴となる神器が襲われているのだから、
当然次は、サーペンツ・ホールドに納められている、勇気の鐘が狙われるという予想が立つ。

これらは全て、カスカの仕業だったのか。





そこへ現れるカスカ配下のロイヤルガード!

情報は真実だったのだ。





ロイヤルガードはエニエールもろとも、冒険者を皆殺しにするつもりらしい。





ロイヤルガードはシャドウフィーンドという影の悪魔を召喚し、
冒険者を襲ってきた!





しかし、歴戦の冒険者達はそれをことごとく打ち破り、
見事サーペンツ・ホールドを守り抜いたのであった。





いよいよバケの皮が剥がれ落ちたカスカ。

徳の3原理の対極を成す存在、それがシャドーロードだ。

当然、徳の3原理の象徴である3つの神器は、彼らにとって邪魔な存在だろう。

それを襲うカスカは・・・?

やはりカスカは、シャドーロードの手先・・・いや操られているのだろうか?



ついにウルティマオンラインにおける、シャドーロードの物語は、最終局面へ!



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