<<Ultima5 in UO>>







ついにその姿を現したシャドーロード。

そして同時に、シャドーロード配下の男と思われる、
アンドリューによる(強制的な)勧誘も行われた。

アンドリューの問いにNoと答えた者は、ことごとく殺された。

しかし、忠誠を誓ったものには、ガラスのダガーが与えられたとか・・・。





そんな中、ダンジョン:ロングの隠れ部屋に、
ブリタニア有数の高魔術師スーテックと、その傍らに倒れるホークウィンドが出現した。

どうやらあの異次元空間にて、シャドーロードと戦ったらしい。

しかしホークウィンドは破れ、スーテックによってここに匿われている模様。

実はホークウィンドとは仮の名で、本当の名はタイムロードという。

神にも等しい存在であり、異世界(地球)からアバタールやロード・ブリティッシュをブリタニアに召喚した張本人とされている。

そして、スーテックの話より、あの異次元空間は、リフト(rift)と呼ばれる空間らしい事が解る。

あそこで出会ったシャドーロードは、やはり本体ではないらしい。

(タイムロードはウルティマシリーズで度々名前が出て来ているが、
ウルティマ4では、ホークウィンドという名で、ロード・ブリティッシュ城に居り、
アバタールの旅の助言をしてくれた。)





急いでシャドーロードへの対策を練らないといけない、この火急の事態に、
ブリタニア城にて、大事件が起こる!





何者かの手により、ブリタニア城の会議室にて、
統治評議会に出席していた幹部ら全員が殺害されてしまったのだ!





そして死体のそばには、多数のガラスの破片が散らばっていた・・・。

ガラスの破片・・・ガラスのダガー・・・?

この事件により、ブリタニア統治評議会の出納官フランセスコが死亡。

そして、リカルド裁判にて信頼を得て、大使に上り詰めていたカスカ、
また、ロイヤルガードの長である、アベリー隊長らが行方不明となった。





ほどなくしてイルシェナーの地にて、冒険者の手により、カスカが救出される。





同時に、アベリー隊長をも発見した冒険者だったが、
冒険者達の目の前で、カスカ誘拐、ならびに、
統治評議会殺人事件の容疑者として、アベリー隊長は逮捕されてしまった。

しかし冒険者達に発見されたばかりのアベリーは、自由の身になった事を喜んでおり、
とても殺人事件の首謀者として隠れていた様には見えないのであった・・・。





他方、ブリタニアでは、シャドーロードの侵攻が始まっていた!

多数のシャドーロード配下の軍勢と、魔物達が各町に出没したのだ。





このシャドーロードの侵攻を受けた町の市民達は、
シャドーロードの影響を受け、憎しみ、臆病、偽りの感情に狂ってしまっていた。





「勇気」の対極、「臆病」の化身、
シャドーロード:ノスフェンターの影響下にある市民。

近づくだけで逃げ回ってしまう。

ノスフェンターの部隊が町に居ると、市民はこの状態に。





「愛」の対極、「憎悪」の化身、
シャドーロード:アスタロスの影響下にある市民。





近づくと襲って来る!

アスタロスの部隊が町に居ると、市民はこの状態に!





「真実」の対極、「偽り」の化身、
シャドーロード:ファウルネイの影響下にある市民。






近づくと、何かを盗まれます!

ファウルネイの部隊が町に居ると、市民はこの状態に!



はい、ここでようやくですが、ウルティマ5のほうを見て見ましょう。





ウルティマ5では、アバタールがブリタニアに到着した時、
既にシャドーロードの侵攻が始まっています。

上の写真は、ブリテインの町に入ったアバタール。

しかし町の様子がおかしい?

臆病の空気が君をつつんだ・・・。





この状態で町に入っても、市民は逃げ惑うばかりで、友好的な会話が出来ません。

どうやらノスフェンターが近くに居るようです。






本来ウルティマシリーズは、会話を楽しむゲームでもあり、
沢山のNPCと会話をして、ゲームのクリアに必要な情報を聞き出します。

UOでもよく、GMイベント等で、キーワードによる会話がありますよね?

NPC:”シェイム”の様子がおかしいんだ。

プレイヤー:シェイム

NPC:3日前の”地震”の時から、シェイムから変な”声”が聞こえるんだ。

プレイヤー:地震

NPC:大きな地震だったよな。

プレイヤー:声

NPC:ああ、人間の物とは”思えない”、唸り声が聞こえるんだ。

プレイヤー:思えない

NPC:あれはきっと”ドラゴン”にちげえねえ!

こんな感じのですね。

UOでは” ”で囲まれたキーワードを言えばいいので、比較的楽なのですが、
ウルティマ5までは自分でキーワードを探す必要がありました。
(6からは色が違ってたりするんで解りやすくなってました)

また他のNPCのキーワードをメモしておいて、他のNPCに聞く、というのも重要でした。





さて、話を戻して、今度は憎しみの空気が包み込むトリンシック・・・。





いきなり市民が殴りかかって来ます!

アスタロスがそばに居るようです。

しかしゴキブリは酷い・・・。

ブリタニアでも居るんでしょうね・・・。





そして、偽りの空気に包まれるブリテイン・・・。





人に話しかけると、去り際にアイテムを盗まれます。

ファウルネイが近くにいる模様。

この、UOのイベントの、襲ってくる、怖がって逃げ出す、持ち物を盗まれる、といったNPCの行動は、
ウルティマ5から来ていたんですね。





そういった、様子のおかしい町を歩き回ってみると、シャドーロードを発見!





しかし、物語序盤のアバタール達のかなう相手ではありません。

特殊な空間(おそらくUOでいうリフト(rift)なのかな?)に閉じ込められ、仲間達との連携が取れない状態で、
1人ずつ倒されてしまいます。





UOのほうでは、シャドーロード本人は町へ侵攻して来てはおらず、
変わりに、シャドーロードと手を組んだと言われている、クリムゾンドラゴンが侵攻軍のボスとして来襲しました。

シャドーロードの本体は、まだブリタニアには具現化していなかったのです。



 

そして、「ブリティッシュ王の不在のブリタニアでは、クリムゾンドラゴンやシャドーロードには勝てない!」

と、奇跡的な救出劇で生還を果たしたカスカが、「そこでわしが王に推挙された」と市民の前で演説を行った。

リカルド裁判の後、着々とブリタニアの統治評議会に根回しを行い、
カスカ自らが誘拐、救出される事で英雄的なイメージを植え付け、
ついには統治評議会の信頼を得て、ブリタニアの王へと推挙されるに至った模様。

しかし、この混乱のさなか、突如として王を決めるとは、本当にこれで正しいのか?

市民や冒険者の間からは不満の声も多く聞かれた。





カスカの演説が終わり、カスカ本人が去った直後、
ロード・ブリティッシュお気に入りの魔法ネズミ、シェリーが姿を現した。

(ウルティマ6や、ウルティマ外伝等に登場するネズミのシェリー。
非常に賢く、人間の言葉をしゃべる事が出来る。)





どうやらシェリーも、カスカの突然の王座就任に疑いを持っている模様。





逮捕されたアベリーも、釈明の余地なく、牢屋に叩き込まれているらしい。

やはりこれは何かがおかしい。

陰謀の匂いがしてならない。

本当にアベリーは、統治評議会殺人事件の犯人なのか?



さあ、カスカが政権を握ったブリタニアはどうなるのだろうか!

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