<<Ultima5 in UO>>


注意!
この記事は、ウルティマ5の物語の核心となる部分や、
なんと酷い事にエンディング部分まで載せています。
これからウルティマ5をプレイする予定の方。
または現在絶賛プレイ中の方がいらっしゃいましたら、
読むのを止めた方が良いかと思われます。



えー、この記事を執筆現在、2009年11月です。

だんだんと寒くなってまいりました。

さて、ウルティマオンラインでは、久しぶりの拡張パッケージである、
ステイジアンアビス(UOSA)が導入されました。

これは実は、オンラインではないウルティマシリーズの、第6作目、
ウルティマ6に当たるストーリーなのですが、
それは後にまた語るとして、今回は前回までのUO時代、UOMLのイベントについての記事となっております。

UOMLはモンデイン・レガシー、要するにモンデインの遺産という題名ですね。
邦題では宝珠の守人、となっておりました。

では、このUOMLの時代には、どんなイベントがあったでしょうか。

大きな物では、やはりシャドーロードの一連のイベントや、
皇帝ゴルモアの復活イベントもありました。
そしてハロウィンイベント、マジンシアの壊滅・・・。

ゴルモアイベントは、ややシャドーロードイベントに影響を与えていたかもしれませんが、
今回はシャドーロードのイベントをメインに追って行きたいと思います。

実は、UOのシャドーロードのイベントは、ウルティマ5のストーリーと酷似した部分がいくつかあったのです。

では、UOMLのシャドーロードイベントを、ウルティマ5の画像も織り交ぜて振り返ってみましょう!





時は2006年までさかのぼります!

覚えていますでしょうか?

そう、リカルドの裁判です。

リカルドはオフィディアンの宝物を奪いました。

その結果、怒ったオフィディアンがブリタニアを襲撃。

この襲撃の責任はリカルドにある、と裁判で有罪判決がでました。

しかしリカルドは、冒険者としてモンスターから金品を得ただけに過ぎず、
そんな事は我々多くの冒険者が日常的に行っている事です。

つまり、リカルドが有罪なら、我々プレイヤー冒険者も大半が有罪でしょう。

この時の検事は、エルフのカスカ。

カスカはリカルドに国家反逆罪を求刑している。

このカスカという人物は、後々ストーリーの本質に関わってくるので覚えておこう。





その裁判の途中、突然イヌという名の老婆が乱入した。





老婆は意味不明の言動を繰り返し、退場させられた。

今思えば、あの老婆は、この先の受難を全て知っていたのかもしれない。

そして偶然かどうかは定かではないが、老婆が口にした「運命」というキーワード。

ウルティマ5のサブタイトルはウォリアー・オブ・デスティニー(運命の戦士)である。





そのしばらく後、ムーングロウでは、
高名なメイジであるクロノスと、その弟子であるメリッサ、デクスターらによる、
ブラックロック発見装置の建造が始まる。

ブラックロックは最近になってロストランドで発見された鉱物であり、
大きな魔力を秘めている事が解っている。

その魔力はブリタニアの民に大きな恩恵をもたらしたが、
未だ未知な部分も多く、本当に安全な物かどうかも解っていなかった。





そして事件は起こった。

ゴーランという魔術師が、ブラックロックの魔力による影響を受け、
正体不明の声に操られ、ブリタニアの徳の3原理の象徴の1つである神器、「真実の本」を盗み出したのだ。

冒険者は真実の本の行方を追い、各地を奔走する事になった。





そのしばらく後、ブリタニアの各地でシャドーロードの名前が出現しはじめる。

シャドーロードの存在はいつごろからブリタニアの民に知られていたのかは謎だが、
(フェルッカにはシャドーロード派閥もある事から、知ってはいたんだろう・・・。)
表だってシャドーロード本人が動き出したのは初めてかと思われる。

今度は、ブリタニアの徳の3原理の象徴の1つである神器、「愛のロウソク」に、
シャドーロードの攻撃が加えられた。





冒険者達は消えてしまった愛のロウソクの灯を再び灯そう立ち上がり、愛の原理の試練を受けるのだった。





時を同じくして、ヘイブンの町近郊にて、謎の黒ローブの商人が出没する。

この商人は、冒険者の持つブラックロックを、高額なアイテムと交換取引をしていた。

不審に思った政府は、この商人と決して取引しないようにお触れを出す。

しかし、高額なアイテムにつられ、沢山のブラックロックを商人の下へ持ち寄る冒険者は後を絶たなかった。





そして、悲劇が起きてしまう!

ヘイブン島で、ブラックロックによると思われる大爆発が起きたのだ。





これにより、ヘイブンの町は壊滅した。





黒ローブの商人を調査していた、宮廷魔導師のクレイニンも重体となり、
破壊されたヘイブンの隣に建造された、ニューヘイブンにて療養する事に。

おそるべしブラックロック!

しかし、ブラックロックの影響は、真実の本を盗んだゴーランや、
謎の黒ローブ商人達だけではなく、我々冒険者達の身体をも蝕み始めていた。









冒険者達は、頭の中に突然浮かぶ謎の言葉に悩まされていた。

何の脈絡もなく突然頭に浮かぶこのセリフ達。

これは本当に誰かが語りかけているのか、それとも自分の内から出ている言葉なのか・・・。





かくして、ムーングロウのブラックロック発見装置が完成した!

これにより、ブリタニア各地にあるかもしれないブラックロックの鉱脈やら、
謎の商人が集めたブラックロックの場所やらが解るのかもしれない。
そうすれば危険を未然に防ぐ事も可能になるのかも?

様々な期待を胸に、ブラックロック発見装置の起動の瞬間が待たれる。





そして、魔術師クロノスと弟子のメリッサにて、装置が起動される。





しかし、装置からは予期せぬ波動がほとばしり・・・。





辺りは光に包まれ、光が収まった後、その場に居た者達は、
自分達の身に何が起こったのか把握していなかった。





なにかがおかしい。

景色は変わらないが何かがおかしい。

辺りを探索してみた冒険者達が見た物は。





切り取られた空間!

自分達が、本来のブリタニアとは異なる、
異次元空間に居るという事実だった。





そして、その異次元空間で遭遇したのは、なんとシャドーロード!





しかし実体では無いらしく、ブラックロックによるアーマゲドンの魔法にて退ける事が出来た。

この発見装置の暴走?により、魔術師クロノスとメリッサは行方不明になってしまった。


ブラックロックに踊らされるブリタニアの民の前に、ついに姿を現したシャドーロード!

ブリタニアの政府はどう動くのか!



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