<<2006年後期のイベント>>

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はい、今回はゲームマスター(以下GM)によるイベントに重点を置いてみたいと思います!

まぁ、GMと言っても色々居て、その中でもIGM(インタレスティングGMだっけな?)さんがやってるのかな。





で、上の写真なんですが、2006年の12月に行われたイベントです。

この年、ブリタニアの数箇所の町に、オフィディアンというヘビ男が攻めて来ていました。

トランメル側の主要都市はプレイヤー達の活躍により、ほぼ解放したのですが、
2007年3月現在においても、いくつかのシャードの、いくつかのフェルッカの町は、まだ制圧されています。

そして、そのオフィディアンによる侵攻のキッカケを作った人物が居る、という事で、
その人物は有罪か無罪かを決める裁判が執り行われたんですね〜。

写真はその裁判の日の写真です。





2006年には、UOのイベントに関わるシステムを多々追加され、
今まで困難だった不特定多数のプレイヤーを集めてのイベントも、
色々と用意に実行できるようになった。

この裁判所では、中に入る前に、バッグ内の武器やペットを預けないと、中に入る事すらできないのだ。





これが裁判所内。

このドアのNPCに話し掛けると中に入れるのだが、
バッグ内に「手に装備できる武器」が入っていたり、
騎乗生物に騎乗していたりすると、中に入れてくれない。

今までのシステムでは、こんな仕様は無かったのである。





そして、ドアの前のNPCに話し掛ける(Wクリック)と、こんなメッセージが出る。





全ての準備が整ったら法廷に入室する、をクリックする。





すると中の席にポーンとワープする。

画面右のほうにセラが見えるかな?

この瞬間から動く事も喋る事も出来なくなった。

今まででは、こういった不特定多数のプレイヤーが集まるイベントでは、
イベントの主要キャラ(GM操作)にわざと重なったり、大きな騎乗生物で姿を覆い被してしまったり、
発言を連発させ、メッセージを聞き取りづらくしたりする荒らしが絶えなかったが、
今回の仕様では荒らしはほぼ不可能になった。





ちなみに退出する時は、自分を1クリックして出るメニューから選択する。





そして待つこと数分。

GM側の操る主要キャラクター達が現れた。

今回、主役となるのは、この、リカルド・ザ・シーフ。





我々の目の前で会話をする主要キャラ達。

オペラ等の劇を見ているようで、なかなか楽しいw





そしてこれも、今までに無かったシステム。

なんと裁判前の挨拶時等、起立が必要な時には、全員自動で起立するのだ。

写真はイス(ベンチ)の上に一斉にザッ!と立つプレイヤー達。

自分のキャラが勝手に動くのは、ある意味新鮮に感じますね〜。





そして裁判は始まった。





ちょっとセラの席からは左のほうが見えず、声だけが画面内に飛び込んでくる。

そのためちょっと文字の位置がおかしい事をご了承ください(^^;



裁判の内容を簡単に説明すると・・・。

シーフであり冒険者なリカルドは、ロストランドのオフィディアン砦に冒険に行き、
オフィディアンのお宝を奪ってブリタニアへ帰って来た。

そのため、怒ったオフィディアン達がロストランドやブリタニアにある人間の都市を襲った。

当然大変な被害が出ており、その責任はリカルドにある、というのが原告側の訴えだ。

ちなみに原告はブリタニア政府であり、ハートウッドのカスカ(Casca)氏。





そして、リカルドの弁護を引き受けたのが、このボーレガード氏なのだが・・・。

どうにも頼りない・・・。







しまいにゃ*ヒック*とか言い出し、本人は緊張のため、と弁明していたが、
酔っ払っていたのではなかろうか・・・。



 

裁判の中ごろには、思わぬ珍入者も。

この人について詳しく書くと、このページが2倍ぐらいになるんで、
詳しく知りたい人はイベント情報系サイト見てねw
(リンクにある「かにかくに」さんとかオススメ)





珍入者は謎のセリフを残して退場させられた。

彼女は一体何を知り、どんな世界を見ているのだろうか・・・。





セリフが2重になっているのは、実際の声と、
このプレイヤーには遠距離のため聞こえない、
とシステムが判断し送り届けられたシステムの声とダブっているため。

(つまり実際声は届いているのに、システムが気を利かせて
画面の左下にもう1つセリフを出してくれてるんだよねw
まぁ、Yell(大声コマンド)を使ってるからだろうけど)





そして、結局リカルドは「最大国家反逆罪」として有罪が確定。

リカルドは大人しく衛兵により連れて行かれてしまった。





その後、ブリテインの銀行前やユーの裁判所前では、NPCがデモを行っている。

無実を主張する側の言い分はこうだ。

リカルドは冒険者としてオフィディアンという魔物の巣から宝を手に入れただけに過ぎない。

オフィディアンはブリタニアで人権を持っているわけではないので窃盗罪にはならない。

冒険者が魔物を倒して、戦利品を得てはいけないのか?

という事である。

確かに、結果としてオフィディアンが大挙して攻めてきて、
多くの死者を出したとはいえ、
リカルドの行動自体は責められるものじゃない。

それを責めたら、我々冒険者も、ダンジョンへ行ってはモンスターを乱獲し、
モンスターのお金を奪いまくっているのである。

つまり冒険者は全員、いつ普段狩ってるモンスターが大挙して攻めて来て有罪になるか解らない。
といった事になってしまう。

このイベントは2007年3月現在も続いており、リカルドの釈放を求める声は多い。

そして「正義とは何か」という議題でプレイヤーの論文も募集され、
その中で優秀である、とされた論文は、近々UO内で読む事の出来る本になる予定だ。



続く。
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