<<レース!>>

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ハイ!
いきなりまた何か変な事してますね!

置いてある白いの、何これ?って人もいるかな?
この白い丸いのはバッグボールですね。

実はここ、EBIさん(以後えびあん)の酒場、レッドロブスターの外周です。
こんなに沢山のバッグボールを並べて何してるのか、と言うと・・・。





これ、レッドロブスター(以後RL)の正面なんだけど、これである程度ピンと来た人も居るかな?

そう、実はこれサーキットなんですね!

UO内にサーキット???と思うでしょう?

これはですね、えびあんが「UOで競馬ができないか」と言い出したのがキッカケでして、
まぁ、その発想自体は昔からUOのあちこちで話が出てはポシャったり、
実際に競馬イベントを行なったりした事もあったようですが、
中々定着するようなイベントにはならず、あまり成功した例も無かったようですね。

なぜ定着しないか、何が難しいのか。

大体、大きな要因となるのは「ラグ」と「信頼」では無いかと思います。

「ラグ」のほうは、レースをするイベントなんだから、当然、回線速度や、
パソコンのスペックの高さで足の速さが決まってしまいます。
よって常勝する人、ぶっちぎりで遅い人というのは簡単に決まってしまうのです。

じゃあ「信頼」のほうは何か、というと、
競馬イベントなら当然賭け事もイベントの重要な要素なので、
良く知った身内や友人達の間で行なうイベントならまだしも、
知らない人を集めて、大金をやり取りするようなギャンブル系なイベントとなると、
当然結果にイチャモンをつける人が出たり、レース結果が曖昧だったりすると揉め事が起きたりします。

大金を賭けられる仕様にすると、レーサーと結託する人も出ないとは限らないし、
負けそうになったら、レースを妨害しようとする人とかも現れないとは限りませんしねw
そう言った場合、払い戻しをどうするか、でまた揉めそうだし(^^;




そこで、その2つの不安要素をクリアすべく・・・おっと、
いったん写真の説明をしましょう。

さきほどと同じくRL正面の写真ですが、
さっきのとはコースレイアウトが変わっていますね。

色々と考慮して、テストランを重ねた結果、
これでほぼ完成形となっております。

さて、なんでこっちの方が完成形なのかという疑問を含めて、
どう、2つの不安要素を考慮したか、を話していきましょう。

イベント運営には興味無いよ!
って人は、そのまま下の写真のほうへお進みくださいw

んで、「ラグ」のほうの問題の解消なんだけど、
100%完全に解消する事は、やはり不可能です(^^;
・・・が、コースレイアウトを複雑化する事により、
回線速度よりも細かな動きを的確に行なう腕、テクニックのほうが重要、という事には出来るのです。

そこで、上のようなレイアウトなんですね。
なのでもう、これは競馬というより、F1レースに近くなってる感じがしますねw
(ちなみに写真でオスタやセラが黒い馬に乗って立ち止まってる辺りはピット(ガレージのような所)です)

で、2つ目の問題、「信頼」については、酒場で行なうイベント、という事なので、
だいたい良く見知った酒場の常連、友人達しか来ないので、これについれは問題無しです。
それにあまり高い金額を賭けさせない事により、あまりお金に執着する事も無い様にもしています。




(画像クリックで、コース指示の無い拡大図が出ます)

そして、出来上がったのが、このコース!

題名も、F1グランプリにちなんで、えびあんグランプリと命名!!
えびあんグランプリの、レッドロブスターサーキットです!

ちなみに、このコースを作るのに協力したスタッフ名や、
このイベントのスポンサーになったデパート:クロスロードの名前が、
各コーナー(カーブの事)の名前になっています。

こうして見ると、本当にF1のようですねw

このレイアウトなら、確実ではないものの、
回線が遅い人でも、コーナーをスムーズに曲がる事によって、
結構いい勝負が出来ます。
それでも回線の有利不利は完全には消えないので、
そこは実際の競馬でも強い馬、弱い馬、本命、大穴、があるのと同じに考えれば、
考え様によっては、リアリティがあって良いかもしれません。

F1でも速いチーム遅いチーム。
速いドライバー、下手(失礼!)なドライバー居るもんね。





さぁ、実際のレースに日がやってきました!

5人でレースを行なうのですが、参加希望者があまりに多かったので、
実際はこの写真の1週間ほど前から、予選を行ないました。
その予選の上位5名のタイムを出した人が決勝へと進出しています。

そしてセラフィーナもなんと決勝進出です!
しかも予選1位通過!!

写真は決勝戦前のフリープラクティス(自由走行中)です。
この走りを見て、観客は賭ける選手を決めます。
「お、あいついい動きしてるな」とか、
「あの選手はよくバッグボールに引っかかるな・・・」とか
色々見るわけですね〜。
競馬でいうパドックだっけ?あれかなw





そして、フリー走行が終わり、選手5人は店内へと。

ちなみに赤いバッグボールに挟まれた白い布がコントロールライン(スタート兼ゴールのライン)ね。





店内ステージ上にて、ゼッケンの書かれたルーンブックと共に晒し者になる選手。

左上から順番に、
チーム・まうラーレンの、Seraphina
同じく、まうラーレン所属、Hirdegard(バーハンドメイド副店長Lyさん)
レッドロブスターのお抱えドライバーである、Dune
チーム・パティーリ(パティリアムズだっけ?w)の、Paty
バシネットの、mustang
の5名だ。
(チーム!?って思うかもだけど、ただの雰囲気作りなので深くは気にしないようにw)

この時同時に、下の階では、賭け札の投票が行なわれている。





そしていよいよ決勝のスタートの時が来た!

この時、掛札の投票が打ち切られ、最終オッズが発表されたのだが、
なんとセラが大本命の一番人気!
こ、これはプレッシャーが・・・。





そして写真はスタートしたわけではなく、フォーメーションラップ。

これはF1等である、スタート前の、隊列を組んだまま1周する事。
実際のF1だとゆっくり走って、ウネウネと蛇行運転してタイヤをヒネって温めたりするんだよね。
タイヤは熱を持っている時のほうが、良くグリップするのだ。
まぁ、オスタには無い要素だけどねw

えびあんグランプリでも、いきなりスタートではなく、フォーメーションラップを取り入れています。
やっぱり雰囲気作りも大切だよね!





フォーメーションラップ中、第2コーナーのムスタングシケイン。





フォーメーションラップ中、タクアンシケイン。

ここが一番難しく、腕の見せ所だ。

失敗して引っかかったり、慌てるあまり数歩の逆走をしてしまったりすると大きなロスになるので、
的確な操作が要求される!
(逆走なんてするか?って思うかもだけど、実際ハイスピードで走ってみると、
カーブにさしかかる1マス手前で曲がろうとしてしまったりした時に、
壁にそってキャラが逆へ戻ってしまう現象が多々あるのだ。
我々はこれを「スピン」と呼んでいたがw)





そして、ほぼ最終コーナーであるクロスロードヘアピンへと差し掛かる。

ヘアピン前のジグザグに動くあたりも、すばやい操作が要求される。





クロスロードヘアピンを曲がり、ピット前を通過し、
最終の左コーナーを立ち上がると、セラフィーナストレートに出る。





セラフィーナストレートにコントロールラインがある。

これでフォーメーションラップは終わり。

5人ともコントロールライン上に停止し、スタートの合図を待つのだ。



では、スタートの前にレースの説明をしましょう。

ルールは簡単。
このサーキットを5人の選手がそれぞれ10周します。

しかし、ただ10周するだけではなく、
途中で必ず1度、ピットへ入って、
タイヤ交換ならぬ、オスタード交換をしなくてはなりません。

代えのオスタードは赤い布の上にステイさせてあり、
ピットへ入ったら、青い布の上に、今乗っているオスタをステイさせ、
あらかじめ受け取ってある同じ色のオスタへ素早く乗り換えなければいけません。

ここでもテクニックが重要になってくるんですね〜。

なおピットは何周目に入ってもOKで、
1周目に入っても、10周目に入ってもOKです。



さて、いよいよスタートなのですが、
セラは選手だったために、自分ではSSを撮影しておりませんw

ここで友人達から送ってもらったSS,
友人達の視点へと移ってみましょう!





フォーメーションラップ前へと、ちょっと時間が戻りましたが、
観客席からの視点です!
選手からは見えなかったけど、沢山居たんだなぁw
これ見えてたら余計にプレッシャーかかるよね・・・。





そして、フォーメーションラップが終わり、いよいよスタートの瞬間!

えびあん(開幕です!って言ってる人)が設置した爆弾の炸裂とともにスタートが切られる!

観客の声援もヒートアップ!





一斉に飛び出した選手達!

スタートダッシュでは真っ赤なDuneがトップで第1コーナーへと飛び込んで行ったのだが、
第2コーナーでPatyがTOPへ踊り出る!

それを追う2位のSeraphina!
以下、mustang、Duneと隊列が続く。
Hirdegardはやや遅れたか、後方からのレース展開となる!





そして鬼門のタクアンシケイン!

激しい順位変動が見られるコーナーだ!





タクアンシケインをTOPで立ち上がったのはSeraphina!

2位争いは熾烈だ!





TOPでホームストレートに戻ってきたSeraphina!

僅差で追うPaty、Dune!





しかし2周目の第1コーナーでSeraphinaがスローダウン!

DuneがTOPへ踊り出る!





そして、一番最初にオスタード交換を行なったのは真紅のレーシングスーツのDune!

ここでTOPがPatyに入れ替わる!





ここでSeraphinaもピットへ入って来たー!!

残り周回数は7!





まうラーレンのHirdegardも順調にラップ(周回)を重ねる!

残り周回数は4!

いよいよレース終盤だ!





しかしレースにはハプニングがつき物!

Paty操るマシンがピットで動き出してしまったー!

レギュレーション(ルール)では「オスタードはステイされていなければならない。」
とあるので、これは審議の対象になりそうだ!





全員がピットでのオスタ交換を終えた時点での順位は、
1位Paty
2位Dune
3位Seraphina
4位mustang
5位Hirdegard

残り周回数もあと僅か、Seraphinaを追うmustang!
この差は厳しいか!?

TOPの2位も激しいデッドヒートを行なっている模様だ!




(づーね=づね=Dune、本当の読みは「デューン」だと思うがw)

観客の応援もいよいよ佳境。

レースはファイナルラップへと突入した!





そして、TOPチェッカーを受けたのはレッドロブスターお抱えドライバーである、真紅のDune!!
(チェッカー=F1レース等でゴールの際に振られる、黒と白のチェック模様の旗)

2位にPaty

3位Seraphina

mustang、Hirdegardと続いてゴールした。





しかし、審議の結果、ミスをしてしまったPatyは失格となり、
3位以下が繰り上げとなり、2位はSeraphinaに!

ルールである以上、厳格にペナルティを課さなくてはいけなかったんだけど、
Patyさんの走りは見事でした!





1番人気だったSeraphinaだけど、結果は3位からの繰り上げ2位。

実はマシンスペックのせいか、観客の前を通る時だけ物凄いラグったんだよねw
1周目1位で戻ってきたのに、観客席の前の直線でズルズル後退したし(^^;

でも2位に入ったおかげで、賭けをしていた人は大喜びw
競馬と同じで複式や単勝等で賭けられたので、
当たった人は多いみたい。

ちなみに1位のDuneさんが2番人気だったので、賭けに関してはガチガチの本命だったんだねw





そして、レッドロブスター屋上にて表彰式。

1位のDuneさんじゃなく、2位のセラの写真しかなくてゴメンw

でも本当に盛り上がったイベントでした。

レーサーとなった人も、見ていた人も、どちらからも「面白かった!」「楽しかった!」
との感想ばかりだったので、大成功と言えるんじゃないかな?(^^

用意する物はバッグボールとオスタード(何でもいいけどw)ぐらいで簡単なので、
皆さんもギルドイベント等にどうでしょう?
大きな友人宅の外周を使えばできちゃうしね。

あ、でも、サーキットとなるバッグボールだけど、置いてから2時間ほどで腐るので、
長期間の走りこみをする際は、定期的なドラッグ&ドロップでのリフレッシュ作業を忘れずにね!
イベント本番中に腐らないように、気をつけてねw

それと人通りの多い場所では、他のプレイヤーの通行の障害になるので注意!



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