The Elder Scrolls IV: Oblivion
<<オブリショット!>>
第4話





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クヴァッチを発ったまうまうとセシリア、そしてマーティン。

目指すはウェイノン修道院!

しかし、しばらく進んだ所で、どうもマーティンの顔色がすぐれない事に気づいた。

息も上がってしまっていて、どうやら疲労で限界らしい。

まったく、男のクセにだらしないなぁ。

マ「ハァハァ・・・馬・・・ゼェ・・・速すぎ・・・ゼェ」





しかたないので、クヴァッチの隣街、スキングラッドで一泊する事にした。

まだ時間は昼間だが、考えてみれば1日のうちに、ウェイノン修道院からクヴァッチへ旅をし、
オブリビオン界で激戦をし、その後クヴァッチ開放戦をしたのだ。

これで疲れないはずはない。





よし、この宿にしよう。

実はここ、スキングラッドには、セシリアさんの自宅もあるんだけどね。

さすがに3人が寝るベッドは無いので、今回は大きな宿屋へ。





看板を見ると、トゥーシスターズロッジ、とある。





中へ入ると、そこは2階部分となっており、階段を降りると下に見える酒場に出る。

中々良い雰囲気の酒場である。

さぁ、思い切り飲み食いして寝よう!





翌日、たっぷり睡眠を取った3人。

既に9時半を回っている、寝すぎただろうか。

さぁ、ウェイノンへ向け出発だ!





その前にちょっとセシリアさんの自宅により、セシリア愛用の鎧と盾を持って来た。

これで少しは気絶しにくくなるだろう。





さぁ、再びウェイノンへ向けて出発だ!!

マーティン!遅いぞっ!

マ「ちょ・・・待っ・・・ハァハァ」





太陽はほぼ真上まで上がり、そろそろお昼時。

後ろでヨロヨロになって付いてくるマーティン。

マ「うぇ・・・ウェイノンはまだでしょうか・・・?」

よろこべマーティン!

ウェイノン修道院が見えてきたぞ!





さぁ、ジャッフルに会いに・・・ん?

修道院のほうから誰かが走ってくる。

あれはウェイノン修道院の厩舎で、セシリアさんと世間話をしていた、エロノアさんじゃ・・・?

ん、よく見ると誰かに追われている!?





エロノアさん、どうし・・・!?

なんだって!

まさか皇帝を襲った連中がここにも!?





そのまさかが当たっていたようだ。

間違いなくこいつは皇帝を暗殺した連中と同じ格好をしている!

暗殺者の魔の手がここまで!!

エロノアさんはすぐ隣にある街、コロールへと助けを求めに走ったようだ。





くっ、こいつら、中々やるな!

お、向こうからウェイノンの神父さんの1人が応援にやってきた!

って、敵も連れてきてるぞ!!





なんとか暗殺者3人を片付けたまうまうとセシリア、そしてPiner(パイナーかな?)神父。

神父の話だと、ジャッフルは礼拝堂に居たらしい。

すぐに礼拝堂へ向かおう!





礼拝堂のそばでマボーエル神父の亡骸を発見!

まうまうがウェイノン修道院へ来た時迎えてくれた人だ・・・。

なんて酷い事を!







礼拝堂から戦いの音が聞こえる!

ジャッフル、今行くよ!





礼拝堂の中ではジャッフルが3人の暗殺者を相手に戦っていた。

さすがはブレードの長ジャッフル、3人を相手に引けを取らない戦いを見せる。

しかし我々が来たからには、この場は片を付けさせて貰おう。





どうやらジャッフルは無事なようだ。

マボーエル神父は残念だったが・・・。





そうだ、王のアミュレットは無事なのだろうか?





急いで本館の2Fへ駆け上がり、タンスに偽装した隠しドアを開けるジャッフル。

ジ「ああっ!」

!?





アミュレットが敵に奪われた!?

我々が礼拝堂で戦っているスキに奪ったに違い無い、あれは陽動だったのか・・・。

皇帝暗殺に引き続き、アミュレットまで奪われてしまった。

しかし、我々にはまだ王の息子、マーティンが居る。

ま「ジャッフル、マーティンは無事に連れて戻りました」

ジ「おお、そうか!・・・そうだ・・・まだ終わったわけではない、
まだ希望はある・・・」





ジャッフルは、マーティンを安全な場所へ匿う事にした。

その場所ははるか北にある、クラウドルーラー寺院。

そこはブレード達の守る、秘密の砦になっているという。

そうと決まれば、ここでグズグズしているわけには行かない。

また暗殺者が来ないとも限らないのだ。

すぐにクラウドルーラーへ向け旅立とう!!





バァァァァン!

こうして、まうまうと愉快な仲間達マーティン達は、クラウドルーラー寺院へと向かう事となった。

まうまうの奇妙な冒険は、まだ始まったばかりである・・・。





我々は、留守を預かるパイナー神父とエロノアさんに別れを告げ、
ウェイノンを後にした。

なんとか日が沈むまでには、クラウドルーラーへ入りたい。

マ「パイナー神父から馬が貰えて良かった・・・」





今回の旅は上の図の通りだ。

ウェイノンから、コロールの脇を抜け、ブルーマの街のそばを通り、
北の山の中にあるクラウドルーラー寺院へと向かう。

ブルーマのあたりは帝都と比べ、かなり高い位置に存在する。

山道をひたすら登る、厳しい道のりになるだろう。





コロールの城壁の脇を通り、道なりに進む4人。





道はどんどん山の中へ・・・ん?

前方に何か居る!!





ミノタウロスが現れた!

コマンド?>たたかう

街道のど真ん中に、こんな強いモンスターが現れるとは・・・。





ミノタウロスを倒し、再び進むまうまう一行。





すると、また前方にミノタウロスが・・・。





しかも旅人を襲ったらしく、ミノタウロスの後方には見知らぬ人の死体が転がっていた。

夜盗が出る事はあっても、こんな強い魔物が街道に現れる事は以前は無かったはず。

これもオブリビオンの影響なのだろうか?





更に先へ進むと、街道警備隊と遭遇した。

挨拶を交わし、すれ違う一行。

護衛について来い、と言いたいが、
まだ、皇帝にご子息が居た事は世間には秘密なのだ。

我々はあくまでも、ただの旅人。





途中、帝都を見下ろせる場所に出た。

手を伸ばせば届きそうな帝都だが、あそこまで行くには相当の時間がかかるだろう。

ここからクラウドルーラーへは、ほぼ真北へ進む事になる。





北へ進むにつれ、風景に雪化粧が目立ってくる。

北であると同時に、山の上のほうだからなぁ・・・。

見るからに寒そうな場所である。





木々もまばらになり、大きな岩が目立つようになってきた。

山道は険しくなる一方である。





そしてようやく、ブルーマの街に到着。

しかし今は立ち寄っている暇は無い。

ここまで来たらクラウドルーラーはもうすぐである。





ブルーマの脇を通り、再び北へ。





ブルーマのすぐ北の山を登っていくと・・・。





ふう・・・ようやく到着。

ブルーマの街が見下ろせるこの位置に・・・。





クラウドルーラー寺院はあるのだ!

ジ「開門!」





すると中から懐かしい鎧の姿が現れた。

そう、皇帝が暗殺された、あの地下での脱出行の際、皇帝を守っていた護衛兵、
ブレードの鎧だ。





現れたブレードに、皇帝の息子、マーティンを紹介するジャッフル。





どうやら受け入れて貰えそうで一安心。

寒い山道を休みなしで歩いてきたので、これで人心地つけそうだ。





門を潜り、階段を上がっていくと、和風建築っぽい建物が見えてくる。





建物の前にはブレードが集まっており、ジャッフルとマーティンの演説が始まった。

というか、我々もこっち側に並んでいていいのだろうかw

セシリアさんの位置が偉そうなんだけど・・・ま、いっか。





ブレード達はマーティンを時期国王と認め、永遠の忠誠を誓った。





マーティンのたどたどしい挨拶。

当然と言えば当然だが、まだ国王としての態度や物言いには慣れてないのだ。

だが、それだけに、皆に好感を与えたのではないかとも思う。





演説が終わると、マーティンはまうまうにお礼を言いに来た。

マ「ここまでの護衛をありがとう友よ、君が居なかったら、私はここまで来れなかっただろう。
むしろクヴァッチで死んでいたかもしれない」

なんと謙虚な王様なのか。

自分だけ馬に乗って、遠路を走らせた事を、彼はこれっぽっちも怒っていなかった。

そして、自分に言い聞かせるように、王のアミュレットと、王としての自分の役割を語るマーティン。

右のセシリアさんがちょっと怖い。





そこへ、ジャッフルが、ブレードになってくれないか、とまうまうに申し出てきた。

王のアミュレットを届け、マーティンを無事に安全な場所へ護衛しただけで、
まうまうの役目は終わりかと思っていたのだが、
どうやら、ここで降りるには随分と多くの事を知りすぎてしまったようだ。

しかし、ジャッフルの言葉には脅迫めいた意味が含まれている感じはしない。

純粋に、まうまう自身を信じ、国のために、これからも力を貸してほしい、
ジャッフルの目はそう言っていた。





何より自分も、ここで降りるつもりは無い。

このまま、例の暗殺者達の集団を見過ごしていては、この国の存亡に関わりそうだ。

そうなっては他人事では居られない。

まうまうが、ブレードになる事をジャッフルに告げると、
ジャッフルはブレードの証である刀をくれた。

そして、次の任務も・・・。





帝都に居るブレード、バウルスに会え。

それが次の任務だった。

バウルスは皇帝の暗殺時に、唯一生き残ったブレードである。

そして、マーティンとジャッフルの口から、いくつか解った事がある。

この国の王は、アミュレットと共に帝都に在る事によって、
帝都の中央にある塔に、竜の炎という名の火を灯す事が出来る。

それが、この国への悪しき者の侵略を防いでいると言う。

その炎が皇帝の暗殺により消され、アミュレットが奪われてしまった。

暗殺された皇帝の口から出た言葉、オブリビオン、ダゴン、侵略・・・。

どうやら敵は、オブリビオンのダゴンが、このシロディールへ侵略するのを手助けする集団らしい。

我々は、その集団の居場所を突き止め、アミュレットを奪い返さなくてはならない。

そして、マーティンはアミュレットと共に、帝都の神殿へ行き、
王都に龍の炎を灯す事によって、王位を継ぐ事になるだろう!



次回へ続く。



あとがき。

このクラウドルーラー寺院は、どうみても和風の建物なんだよね。

内装も、ちょっと外人の勘違いの混ざったような倭人の家って感じになっている。

さらにブレードの着ている鎧にも、少し武士の鎧の面影を感じたり、
なにより扱っている剣が、日本刀そのものなのだ。

ゲーム内ではAkaviri Katanaという名前になっているが、
どうみても日本刀である。

昔、Akaviriという民がシロディールへ侵略してきて、
それをインペリアル達が撃退した、という歴史があり、
そのAkaviri製の品々やAkaviriの砦の遺跡等がシロディールに多く残っているそうな。



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