The Elder Scrolls IV: Oblivion
<<オブリショット!>>
第1話



何故か唐突に始まった、オブリショット!

ここで紹介するのは、The Elder Scrolls IV: Oblivionというゲームだ。

これはThe Elder Scrollsシリーズの4作目であり、
そのサブタイトルとなっているOblivionという名前のほうで通っている。

発音はオブリビオンである。

良くある間違いとして、オビリオン、オブリオン、オブビリオン等があるので注意するように。

どこまで更新されるかは謎だけど、
UOと違って、GMイベントやPCイベント等のネタを待たなくて良い分、楽かもなぁ・・・。



(このページの全ての画像は、クリックすると別窓で大きい画像が見れます)

はい、ではタイトル画面で「New」をクリックし、ゲームを始めてみましょう!

変なムービーが流れ、英語でゴニョゴニョ言い出しますが、
英語わかんないので飛ばします。

すると主人公の顔の作戦画面へと進みます。

上のSS(スクリーンショット)を見て解るとおり、
設定できる顔のパーツが沢山ありますね。

カーソルが「頤(おとがい)」に乗ってますが、その上下に、
眉、ほほ、目、額、顎、があり、
その右に小さいスクロールバーがあります。

それを見ると、まだ上下にパーツがあるんだな、と解りますね。

この他にも、顔つきや、鼻やら口やらがあります。





それぞれのパーツを選ぶと、更に分岐します。

これは「鼻」を選んだ所。

鼻のどの部分を、どう変えるか、のゲージというかツマミというかが、沢山あります。

これも上下に隠れてるツマミがいくつもあり・・・ほんとに多いです・・・。

これら1つ1つのツマミをドラッグして左右にイジると・・・。





ほら、わかりますか?

これは鼻の根っこ、ようするに眉間あたりを高くした図です。

眉間の位置を高く上げる事により、目つきまで変わっています。

タレ目になっちゃってますね。

このように、鼻のたった1つのツマミをイジっただけで、目つきやら、ほほの形やら、
額の形まで、あちこちに影響が出ます。





これは口を大きくした図。

当然ほほや顎、頤にまで影響が出ます。

1つのツマミが、顔のあちこちのパーツに干渉するんですねー。

こうして顔を作っていくのですが、これがまた本当に難しいです・・・。

実際の人間の顔のほとんどはモンタージュみたいに再現できるんじゃないかと思うほど、
恐ろしいパターンの顔が作れます。

興味があったら、オブリビオンの画像UP掲示板でも探してみてください。

凄い数の顔のSSがUPされてると思いますが、
どの顔もそれぞれ個性があり、実際の世界の人間のバリエーション同様、
同じ顔がまったくありません・・・。

ちなみに上の写真のキャラ、Maumauと名づけられた主人公ですが、
この顔になるまで半年イジリ続けてますw

もちろん毎日プレイしてたわけじゃないけど、暇な時に立ち上げて、
顔イジリ(冒険中でも修正可なので)を続け、今現在の妥協の顔になってます。

今これ何代目の顔だろう・・・。

なお、SSでは鼻と口しかイジってませんが、
他にも全てのパーツの色を個別に変更できるので、
たとえば口の周りの色を濃くして、ひげを再現したり、
目の上を暗くして、アイシャドーを再現したり、
目の色を青くしたり緑にしたり・・・左右の色を変えてオッドアイ(ヘクロ・・・なんとか)にしたり、
ほっぺたを紅くして、幼さを出したり、
美白にしたり、黄色人種にしたり、ゾンビ色にしたり・・・それこそ何でも可です。

更に完成した顔のまま、年齢を取らせる事も可能で、決定した骨格のまま年老いてみたり、
若返らせてみたり、と色々遊べます。

髪型も多数あり、MOD(素人が作った追加モジュールの事)を追加導入すれば、無限の髪型があります。

MODについては、後々また書きますが、沢山のファンが作った追加MODが星の数ほど配布されており、
それらの中から好みの物をチョイスしてダウンロードし、導入する事で、
オブリビオンのゲーム、世界、システム、グラフィックを、自分好みにカスタマイズする事が可能です。





さて、こうして出来上がったまうまう(名前)。

スタート地点は牢獄の中だ!

まうまうは、エバークエストというMMOをやっていた頃の、
金髪ハイエルフの名前だったんだけどね・・・。

オブリビオン版まうまうの種族はインペリアルに決定。
(種族も沢山あるよ!MODで追加も可)

インペリアルは、この世界タムリエルのシロディール地方を治める種族である。

シロディールの中心には、首都インペリアルシティがあり、その周囲を囲むように8つの町がある。





てゆーか、なんで牢獄なのよ。

なんか悪さでもしたっけ?

ヒマなので吊ってあった鎖を振り回して遊ぶまうまう。





解るかな、鎖が揺れてるのが。

このように、オブリビオンではカーソルを当てたオブジェやアイテム等を、
Zキーを押しっぱなしにする事で掴む事ができ、
Zキーを押したままマウスを移動させると、掴んだ物を移動させる事ができる。

マウスを素早く動かし、その瞬間Zキーを離せば、勢いよくアイテムを投げたりもできる。

鎖はそうやって揺らしているのだ。





鉄格子に近づいたら、向かい側の囚人が話し掛けて来た。

「おお?なんでインペリアルシティの牢獄にインペリアルが捕えられているんだ?
はっはっは、連中はどうやら同族をヒイキしないらしいな、ガードの奴らはあんたがご臨終する前に、
“特別な”接待をしてくれるだろうよ。そうだ、お前はここで死ぬんだインペリアル。死んでゆけ!」

なんとまぁ、口の悪い囚人だ事・・・。





おや、右の階段の上から話し声が聞こえてくる・・・。

「こちらです陛下」

「私の息子達はもう殺されてしまっただろうか・・・」

「残念ですが・・・今は一刻を争います」

「次は私の番だ・・・」

声はだんだんと近づいて来て、ついに階段の下に、
戦士風の男が2人、同じ格好の女が1人、
そして身なりの良い貴族風の初老の男が1人現れた。

まうまうが、まうまうしていると、戦士風の男が口を開いた。

「この囚人は何をしているのだ?
この檻は立ち入り禁止のはずだが」

「番兵の手違いかと」





手違いなら出してよ!

「後ろに下がれ囚人よ。
邪魔をするようならば、躊躇なく貴様を殺すぞ。」

ずいぶん酷い仰せで・・・。





鉄格子から離れると、戦士風の男が鉄格子を開け、
謎の4人が入ってきた。

なんだか水戸○門と、ス○さん、カ○さん、そしておぎ○みたいだなぁ・・・。

すると、身なりの良い男が話し掛けてきた。

「お前・・・見たことがある・・・。」





「お前には夢の中で会った事がある・・・」

大丈夫ですか・・・?





あなたは誰ですか?と問うと、相手は名乗った。

名前はウリエル・セプティム。

どうやらこの国の皇帝らしい。

皇帝陛下が何故牢獄へ・・・?





「これが運命か・・・。」

「陛下、時間がありません、さぁこちらへ」

女の兵士がそう言い、壁の一角押すと、壁が崩れ、隠し通路が現れた!

まうまうが更に質問をしようとすると、「貴様には関係の無い事だ、囚人よ」と、
男の兵士にさえぎられてしまった。

4人は隠し通路へと進んでいく。

こんな場所の隠し通路を使うという事は、何か余程の事が起こったに違い無い。

そして皇帝は何かに追われているのだ。

この3人の護衛は近衛兵か何かなのだろう。





これは脱獄のチャンスに違い無い。

とりあえず4人の跡を追うまうまう。





すると突然、護衛が叫び声を上げた!

「暗殺者だ!」

「皇帝を守れ!」

「ブレードの名にかけて!」

敵襲だ!





赤いローブの暗殺者達が襲ってきた!

戦いの最中、崩れ落ちる女性の護衛兵!

その剣を手にとり、応戦するまうまう。





Renault隊長?

英語読みだとリナールト、フランス語読みだと有名車メーカーのルノー。





死んでしまった女性の護衛兵は隊長さんだったらしい。

しかし、その死を嘆いているヒマは無いようだ。





しかし、辛そうな格好をしているな・・・。

(カーソルがバッグのようなマークになっていますが、
カーソルはカーソル当てた物によってアイコンが変化します。
このバッグマークは、この死体(コンテナ等の物入れ)からは、
アイテムが取れますよ、という意味。)





足を掴んで・・・グイッ。





手も、よいしょっと・・・。





ふにゃ





トサッ。

こう・・・、楽な姿勢に変えてやろう・・・。

冒頭で、鎖で遊んでいたように、死体の部分部分を掴み、動かす事ができる。

オブリビオンのゲームでは、重力の計算や、物と物がぶつかった時の反動なども計算されており、
たとえば、重い盾を放り投げて、それが整然と並んだ酒ビンに当たると、ボーリングのピンのように倒れたり、
本を等間隔に並べて、その端っこの1冊を倒す事により、ドミノ倒しが出来たりもする。





って、そんな事をして遊んでいたら、皇帝達は先へ進んでしまい、カギをかけられてしまった!

なんという薄情者!!





と、思ったら、そのそばの壁を崩し、ジャイアントラットが襲ってきた!

大ネズミを撃退し、その穴から先へ進むまうまう。





その先は打ち捨てられた空間になっており、多数のネズミや、ゾンビが居た。





そこを超えると、再び、皇帝達の進む隠し通路へと合流できた。

どうもまだ護衛達には嫌われているようだ。

だが皇帝は言う。

「その囚人なら大丈夫だ、信頼できる。
私には解る、お前もこの運命の中に居るのだ・・・。」

「陛下がそう仰るのなら・・・おい囚人、こっちの足元も照らしてくれ。」





こうして、護衛兵にも認められ、我々は運命共同体として共に脱出を助け合う事になった。

そして先へ進むと、再び暗殺者が襲ってきた!





暗殺者が襲いくる中、袋小路の小部屋で皇帝を守る事になった。

「皇帝とここで待っていろ。」

そういい残すと2人の護衛兵は通路へ戻っていった。

通路の向こうから聞こえる怒号、剣戟の音。





しかし、2人の護衛のスキを突き、こちらへと突破してくる暗殺者!

待ち受けるまうまう!

皇帝を死守せねば!





すると皇帝が話し掛けて来た。

「私はここで終わりだろう。お前はたった1人で破壊の王に立ち向かわなければならない。
奴に王のアミュレットを渡してはならない。
これを、Weynon Prioryに居る、Jauffreに渡してくれ。」

そう言い、皇帝は王のアミュレットをまうまうに手渡した。

※Weynon Prioryの読みは、ウェイノン・プライオリィ、意味はウェイノン修道院。
Jauffreという名前は何て発音するんだろう?
ヒアリング的には「ジャァフル」に聞こえる。
某掲示板や、多数のブログでは、ジョフリー、ジョフレ、ジェフリー等と書いてあるが、
正確な所は謎・・・というか、英語を正確なカタカナにする事は不可能なので、好みで良いのだろう。
一応ジョフリーだとGeoffreyが一般的。
ジェフリーはJaffreyが一般的。
ジョフレだとJofreが一般的かな?
(ネットで調べた結果。)
ケータイアプリのオブリビオン日本語版の和訳だと「ジャッフル」になっている。
ここの記事ではジャッフルで統一していこうと思う。





そして、アミュレットを受け取った刹那!

右手の壁の隠し扉が開き、そこから皇帝の背後に暗殺者が!





暗殺者の一撃に倒れる皇帝。

暗殺者はまうまうの一刀により切り捨てられたが、皇帝は既に息を引き取っていた。





残った護衛は、このバウルス1人だけ・・・。

責任を感じるバウルス。

この護衛兵達は、ブレードという組織らしい。

ブレードは常に皇帝のそばを護衛する、近衛兵的存在だとか。

バウルスは言う。

「王がなぜお前にアミュレットを託したのかわからん。
しかし皇帝の言う事は信じられる。
私もお前を信じよう。
ウェイノン修道院に居る我等ブレードの長、
ジャッフルに会いに行くんだ。」





一緒に行こう、と言うまうまう、しかし、バウルスは皇帝の死体から離れなかった。

あそこで皇帝の体を守り、仲間のブレードを待つとの事。

バウルスの見送りを背に受け、地下通路を進み、下水道を経て、ついに表に出たまうまう。

青空が、緑がまぶしい!!





地図を確かめると、ここはシロディール地方の中央、インペリアルシティのすぐそばだ。

とりあえず帝都へ行き、修道院までの旅支度を整えよう。

少し歩くと、帝都の商業区画への門が見えてきた。





商業区画へと入ったまうまうに、町民達の噂話が聞こえてくる。

「聞いたか、昨夜、暗殺者が皇帝を襲ったらしいぞ」

「聞いたわ、皇帝陛下が暗殺されたそうね・・・」

「これから一体どうなっちまうんだ・・・」

既に噂になっているとは・・・帝都の情報網恐るべし。





そして、囚人の服を捨て、新しい服を手に入れたまうまう。

これでもうすっかり冒険者!

どんな過酷な長旅でもOKそうだね!

(ブレザー&マフラーも、海賊帽子もMODです)





こうして、インペリアルの皇帝は暗殺され、
その死の間際、王のアミュレットを託されたまうまうは、
ウェイノン修道院のジャッフルを訪ねる事になった。

皇帝を暗殺した連中は一体何者なのか?

このアミュレットに隠された秘密とは!

そして皇帝の言う「運命」とは何なのか。

多くの疑問を胸に、まうまうは旅立つのであった・・・。



次回へ続く。



MODとは

※MODとは、Modificationの略であり、ゲームに様々な要素を追加する事である。
(MMO等でよく聞く「パッチ」に近い物)

オブリビオンでは、わざと、MODを後から追加できるように作られており、
MODを作るためのツールキットも公式が配布している。

多くのファン達がそれを使い、沢山のMODを作り、大型配布サイト等で無料配布している。

MODの種類は様々で、ゲームシステムを根本から変えてしまうようなMODから、
アイテムを追加するだけのシンプルなMODまである。

例えば・・・。
このゲームの衛兵は、盗みを働いたり、犯罪を犯すと、どこからとも無く駆け抜けて来るのだが、
そう言った衛兵の超能力者的な能力を消し、常人化させるMOD。
これを入れると、物を盗んだ時に、その現場を見ていたNPCが叫びを上げ、
それが聞こえる範囲内に居た衛兵のみが駆けつけるようになる。

こういったシステムその物を変えるMODや・・・。

このゲームでは服を全て脱ぐと、Ultima Onlineよろしく、粗末な下着だけが残る。
そして男性にしろ、女性にしろ、体形が無骨で少々リアルさがない。

これを美しい肌、美しいボディラインにするMOD。
(体形だけ改善し、下着は残る版、何も残らない素っ裸版、等がある。)
(エレガントな下着MODもw)

他にも遠景の描写テクスチャを高画質にするMODや、
水面の反射、煌きを改善するMODや、
建物などのテクスチャを高解像度にするMOD。

こういった、グラフィックを改善するMODや・・・。

格好の良い武器、防具、服を追加するMOD。

ほとんどが作者好みのオリジナルだが、
中にはスターウォーズのライトセーバーや、ドラゴン○エストのロト○剣や、
ゼ○ダの伝説のマ○ターソードや、
他にもアニメキャラクターの服装もあったりする。

ちょっと変わった物では、仲間を追加するMODもある。

それらは総じて、コンパニオンMODと呼ばれ、
様々な人が、様々な容姿の仲間キャラを作って配布している。
(プレイヤーの好みだろうか、女性コンパニオンのほうが圧倒的に多いようだ。
中には20人近い女性をゾロゾロと連れ歩いている冒険者も・・・)

更に大きなMODになると、ダンジョンその物を追加し、
そのダンジョンを巡るクエスト、イベント、戦利品を追加するMODもあるし、
なんと、新世界そのものを追加する壮大なMODもある。
(1つのMODが数ギガあったり!)

こういったMODの中から、好みの物をチョイスし、
自分が納得の行くシステム。
自分好みなグラフィック。
住んでみたい世界観。
演じてみたいキャラクターの外観。
装備してみたい武器・防具・服。
仲間にしてみたいキャラ。

自分の納得の行くオブリビオンというゲームにカスタマイズする事ができるのだ。

MODは今も多くのファン達が作りつづけているので、
オブリビオンはその姿を如何様にも変化させる事ができ、
その未来はまだまだ未知数のままである。





オマケ

まうまう導入MODリスト
(解りやすい日本語でOMOD化しているので、
正式名の解らない物も多数あります・・・)
カッコ内は入手元(付いてないのは海外の配布サイト)



体形MOD:Bab Final
美顔・新種族MOD:Beautiful People 2.7
Bab用マフラー&ブレザー(2ch)
ジャンプモーション改善(Ramyさん
ドラキュラ城
帝都の自宅改善(BetterShack=2ch)
Black Luster武具
召喚魔法の持続時間3倍
遠景テクスチャ改善
街道に旅人を多数追加
WyrmFang剣
海賊服SET(れらさん
JOJO立ちポーズ(2ch)
ポーズMOD(2ch)
画面左上に時計表示
ライトセーバー
コンパニオン:セシリア(Red Head Gangs=2ch&TES

MOD製作者様方に感謝!


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