このページに来る方で、ウルティマ・オンライン以外の、
ウルティマシリーズの事を知っている人はどれぐらいいるのだろう?
ここでは、UOしかウルティマの歴史を知らない人のために、
過去のウルティマシリーズのストーリーなどを紹介していこうと思います。
これを読めば、きっとUO世界への感情移入が、更に大きくなると思います。
↓↓重要↓↓
これから過去のウルティマシリーズで遊ぼうと考えている方は読まないほうがいいかもです。
年表などを見てしまうとストーリーがバレバレです。
年表の下にある徳の説明あたりは読むとタメになるかも。
ソーサリア暦1年 | (赤い文字は、下に説明があります) リチャード・ギャリオット(本名は謎という設定だが)、タイムロードの召還に応じ、 ソーサリアに渡る。(タイムロードとは神に近い存在と考えられる、リチャードを召還し、 この地を治めさせる事で、ソーサリアと宇宙の安定を図ったのだ。) そこでシャミノに出会う。 シャミノによりブリティッシュと命名される。 そして、ランド・オブ・ロード・ブリティッシュという大陸の領主となる。 |
60年ごろ | モンデインが父の所有する「魔法の宝珠」を奪い、 ソーサリアを宝珠に封じ込める。 ロード・ブリティッシュは地球から英雄を召還し、モンデインを討伐させる。 (このエピソードがウルティマT) この時、砕け散った宝珠の、それぞれの破片の中に、 多数の並行世界のソーサリアが出来てしまう。 (これがウルティマ・オンラインの数々のシャード(破片)世界である。) |
75年ごろ | モンデインの弟子であり、愛人のミナクスが、英雄の故郷である地球を襲う。 タイムドアという過去や未来を行き来できるゲートを使い、 地球の過去を占領し、歴史を変え、英雄が生まれなくしようとする。 しかし、これを知ったロード・ブリティッシュは地球へと帰還し、 イギリスに城を構え、英雄の手助けをし、英雄を過去へと送り、 ミナクスを討伐させる。 (このエピソードがウルティマU) |
97年ごろ | ソーサリアの海上に炎の島が突然現れる。 各地にモンスターが出現し、町を襲う。 過去に、モンデインとミナクスは、未来から人工知能コンピュータを持ちかえり、 これにあらるゆ情報を入力していた。 2人が死んだ後も人工知能は情報の収集を行いつづけ、 機が熟した時、その悪魔のプログラムを実行しようと炎の島と一緒に浮上したのであった。 この時、近くを航行していた商船があったのだが、 その後、船員の消えた、幽霊船となって発見される。 その船の甲板にExodusと、血で書かれていた事から、 この第3の悪はエクソダスと呼ばれる事となった。 この事態を重く見たロード・ブリティッシュは地球から英雄を召還。 英雄に炎の島の調査を命じる。 (このエピソードがウルティマV) |
98年ごろ 〜100年ごろ |
モンデインに関する悪は滅んだ。 大規模な地殻変動が起こり、世界の形が変わる。 (ここからUOでおなじみの世界と同じ形となる) ソーサリアはブリタニアと名を変え、平和な時代を過ごしていた。 しかし、ロード・ブリティッシュは民の精神の向上を図り、世界に徳の教えを広める。 8つの主要都市に1つづつ徳を割り当て、町の近くには対応する徳の神殿を建設した。 そして、エクソダスの居城があった炎の島には、愛、真実、勇気、 の3原理を祭る神殿を建設したが、この島はまもなく海中へと没してしまった。 かわりに、ライキューム、エンパスアビー、サーパンツホールドを建設し、 それぞれに3つの原理の擁護を命じる。 (3つの建物はUOにもあります、観光として行ってみるのも良いでしょう) さらにロード・ブリティッシュは徳の具現者となる英雄を地球から召還し、 8つの徳を極めた英雄は、究極の智の経典「コデックス」を見つけ出し、 アバタール(Avatar : 聖者)の称号を受ける。 この時、アバタールとともに旅をした8人の仲間も、 「アバタール・コンパニオン」として、伝説に名を残す。 (イオロ、シャミノ、デュプレ、ジョフリー、ジャーナ、ジュリア、マライア、カタリーナ) (このエピソードがウルティマW、ここから先は徳の概念がウルティマシリーズに定着する) |
137年ごろ | コデックスを地下より、地上へ持ち出してしまった事により、 地下のバランスが崩れ、巨大地下大陸が出現する。 ロード・ブリティッシュは探索隊を組織し、自らが先頭となって、地下探索へと赴く。 しかしロード・ブリティッシュは地下で消息を絶ってしまう。 その間、ブリタニアはロード・ブリティッシュの親友、ロード・ブラックソンが治める。 ・・・が、3人のシャドーロードが現れ、ブラックソンの心を支配してしまう。 ブラックソンの徳は捻じ曲げられ、ブリタニアに圧制をしく。 各地でレジスタンス活動が盛んになる。 シャミノが地球からアバタールを召還(毎回地球に帰ってるのね、この人) アバタール、シャミノ、イオロ、デュプレの4人はシャドーロード討伐& ロード・ブリティッシュ救出の旅に出る。 シャドーロードが退治され、ロード・ブリティッシュが帰還すると、 ロード・ブラックソンはエセリアル虚空間へと追放された。 (このエピソードがウルティマX) |
160年ごろ | 地球で平穏な日々を過ごしていたアバタールの目の前に突然ゲートが開く。 飛びこんでみると、そこはブリタニアではない見知らぬ地だった、 突然ガーゴイルに囲まれ、台座に縛り付けられ、ガーゴイルはアバタールを処刑しようとした。 そこへシャミノ、イオロ、デュプレが現れ、救出される。 ガーゴイルはガーゴイル族に伝わる予言の書により、 アバタールはガーゴイル族を滅亡させると信じており、 そのため、アバタールを抹殺しようと企んだのだ。 ガーゴイル族はブリタニアへと侵攻し、8つの徳の神殿を占領してしまう。 ロード・ブリティッシュはアバタールにガーゴイル撃退を命じる。 しかし、調査によって、ガーゴイル族は邪悪な存在と言うわけではなく、 住む土地を失い、ブリタニアへと脱出してきたのだと解る。 アバタールはコデックスをガーゴイルと人間の共有の財産とすることで、和解させ、 ガーゴイルと人間を共存させる事に成功する。 (このエピソードがウルティマY) |
353年ごろ 〜358年ごろ |
突然、地球のアバタールの家庭のパソコンモニターに真っ赤な顔が現れ、こう言った。 「ブリタニアは、私、ガーディアンの手により発展するであろう、 そして、お前もこの私にひれ伏すのだ!」 すると家の外にムーンゲートが開いていた。 アバタールは迷わずゲートに飛びこんだ、するとそこはトリンシックだった。 イオロから話を聞くと、以前のガーゴイル戦争から、すでに200年が過ぎたらしい。 そして、最近のブリタニアではフェローシップなる宗教団体が存在しているという。 アバタールはイオロ、シャミノ、デュプレと共に、フェローシップを調査する。 フェローシップの創立者バトリンはガーディアンの僕であることが判明。 フェローシップがブラックゲートなるものを作り、 それによりガーディアンをブリタニアへと召還しようとしていた。 アバタール一行はブラックゲートを破壊、ガーディアンのブリタニア侵攻は阻止された。 (このエピソードがウルティマZ) |
360年ごろ | ブリタニア侵攻を阻止されたガーディアンは、 アバタールをガーディアンの支配する世界へと送りこんだ。 そこはガーディアンにより破壊された世界だった。 そこの住民達は、文化、思想、神までもがガーディアンによりでっち上げられた、 虚構の世界で暮らしていた。 この世界ではガーディアンこそが神であり、正義であり、真実なのだ。 この世界でのアバタールとガーディアンの立場は逆であった。 アバタールが自分の世界へと帰るためには、この世界の人々が崇める、 4人の巨人を倒さねばならないのだが、この巨人達を倒すと、 この世界の人々の治癒の力が使えなくなり、助かるべき病人は死に、 町は洪水に見舞われ、火の雨が降り、阿鼻叫喚の世界になってしまう。 しかし、ブリタニアへ帰還し、ガーディアンの侵攻を阻止するために、 アバタールは悪人となる。 ガーディアンはアバタールに、同じ悪の仲間にしようという考えがあったのか、 ブリタニアでは徳の化身でも、他の世界では悪の化身だと言う事を体験させ、 アバタールはガーディアンと同類だと思わせたかったのだろうか・・・。 ガーディアンの行動も正体も謎のままである。 (このエピソードがウルティマ[) |
540年ごろ | ガーディアンが8つの徳のルーンを奪う。 ガーディアンは8つの邪悪な柱を建て、8つの徳の神殿を破壊し、徳を歪ませる。 エンパスアビーが破壊され、サーパンツホールドも水没する。 柱の影響で、地殻変動が起き、トリンシックとミノックとコーブが水没。 トリンシックは再建され、ミノックとコーブは合併して、移転する。 ジェロームが火山の噴火により消滅。 その後、元住民達が火口近辺に都市バロリアを建設。 柱の調査に向かったアバタール・コンパニオンが次々と行方不明になる。 柱の秘密を探るために、シャミノが生きたまま死者の世界に入る。 ガーディアンにより、スカラブレイが消滅する。 2つの月、フェルッカとトランメルが軌道を変える。 これによりブリタニア直撃の恐れが出てきた。 |
560年ごろ | ロード・ブリティッシュを召還したとされている、タイムロードにより、 アバタールがブリタニアへ召還される。 ロード・ブリティッシュとの再開を果たしたアバタールは柱の調査と、 奪われたルーンの奪回、8つの徳の神殿の浄化に向かう。 アバタールとガーディアンの対峙により、 ガーディアンはアバタールの分身であることが判明。 ガーディアンとはアバタールが8つの徳を極め、究極の善人となったときに、 アバタールの悪の部分がエセリアル虚空間にこぼれおち、 それが成長したものだったのだ。 つまり、アバタールが完全なる徳の化身なら、 ガーディアンは完全なる悪の化身なのだ。 アバタールは8人のアバタール・コンパニオンを復活させ、 ロード・ブリティッシュ城に収集、そこで最後の晩餐を行う。 ガーディアンを滅ぼすには、アバタールとガーディアンが、 融合、合体し、双方の消滅を図るしかない。 意を決したアバタールはアーマゲドンの魔法を使い、ガーディアンと合体。 消滅し、善と悪が中和され、宇宙は安定を取り戻した。 これによりウルティマ伝説は一つの区切りを向かえた。 タイムロードの宇宙のバランスを安定させるという目的もこれで達せられた。 (このエピソードがウルティマ\) |
リチャード・ギャリオット | ウルティマシリーズの生みの親。 ウルティマシリーズにロード・ブリティッシュとして出演。 現実世界でも、ロード・ブリティッシュというアダ名の持ち主である。 |
タイムロード | ウルティマ伝説の仕掛け人と言える存在。 モンデインが現れる事により、ソーサリアの未来が暗黒世界に転落してしまうのを 予知したタイムロードは、地球よりロード・ブリティッシュを呼び寄せ、 この国の舵取りをまかせた。 タイムロードは神と言うより、ブリタニアを取り巻く宇宙の流れを管理する、 高位の意識体ともいう存在らしい。 |
ソーサリア | いまでこそブリタニアと呼ばれているウルティマの世界だが、 ウルティマWの時代まではソーサリアと呼ばれていた。 |
シャミノ | アバタール・コンパニオンの1人。 スカラブレイのレンジャー。 ロード・ブリティッシュがソーサリアへ渡ってくる前からソーサリアに住んでいた。 ロード・ブリティッシュと名づけたのも彼である。 |
ロード・ブリティッシュ | タイムロードにより地球から召還された人物。 地球での名をリチャードというらしい。 ソーサリア時代からこの地を治め、後に徳の精神の教えを説いた。 アバタールの親友で、良き理解者。 |
モンデイン | 父のもつ、魔法の宝珠を奪い、惑星ソーサリアを恐怖のどん底に落とし入れた張本人。 しかし彼がいなければタイムロードにより、ロード・ブリティッシュが召還される事も、 アバタールが誕生する事もなかったのである。 |
魔法の宝珠 | モンデインの父が管理していた太陽の力を引き出すルビーの宝珠。 モンデインは父を殺害し、これを奪い、この中にソーサリアを封じた。 しかし宝珠が割れた事により、多数の並行世界が出来てしまう。 ウルティマ・オンラインのプレイヤーは、 その中の1つの世界に召還されたアバタール候補の1人なのだ。 |
英雄 | ウルティマWの時代で、8つの徳を極め、アバタールとなった人物。 9回もブリタニアへ召還され、地球と行き来し、最後には地球に戻る事は無かった。 |
ミナクス | モンデインの弟子で、愛人である人物。 モンデインの事を愛し、崇拝していた事から、モンデインの意思をつぎ、 英雄への復習を誓った。 さらには過去へ戻り、歴史を変える事によりモンデイン討伐を無かった事にしようと目論んだ。 |
エクソダス | モンデインとミナクスが未来より持ちかえった人工知能コンピューター。 2人はさまざまな悪をこのコンピューターに入力し、2人の死後、エクソダスは、 悪のプログラムを実行しようとブリタニアに姿を現した。 |
ブリタニア | ソーサリアが地殻変動で形を変え、ロード・ブリティッシュの宣言により名を変えた世界の名。 |
徳 | ロード・ブリティッシュが発表した理念。 世界の人々に8つの徳の精神の教えを説いた。 |
コデックス | 究極の智の経典。 どうしても今知らねばならない疑問を持つ者が開けると、答えが記されている。 しかしそうでない者が開けても、ただの白紙である。 しかし、コデックスが示す答えは常に正しく、人類がそれまで知り得なかった事だ。 |
アバタール | 聖者の意味、人の名前ではない。 ブリタニアで、8つの徳を極めた英雄が、こう称えられた。 |
アバタール・コンパニオン | アバタールが8つの徳の極めようとしたときに、その修行を助けた者達。 イオロ、シャミノ、デュプレ、ジョフリー、ジャーナ、ジュリア、マライア、カタリーナ。 |
イオロ | アバタール・コンパニオンの1人。 彼と彼の妻グエノ(本名グエンリアン)は、 ウルティマTより登場し、アバタールを助けてきた。 2人とも地球から召還された人間で、イオロは地球ではデビッド・ワトソンと名乗っていた。 弓の名手であると同時に、とても優秀な音楽家(バード) 現在流れているストーンズを作ったのも彼である。 |
デュプレ | アバタール・コンパニオンの1人。 彼も地球から召還された、ロード・ブリティッシュの親友の1人。 名誉を重んじるパラディンである彼だが、それと同時に酒好きの陽気なおじさんでもある。 |
ジョフリー | アバタール・コンパニオンの1人。 ジェローム出身のジョフリーは、グレートソードを振り回す武術の達人。 後にブリテインの近衛隊隊長となる。 |
ジャーナ | アバタール・コンパニオンの1人。 ユー出身のドルイド。 ブラックソンの圧制の時代ではレジスタンスのリーダーも勤めた。 |
ジュリア | アバタール・コンパニオンの1人。 ミノック生まれの職人。 徳の修行中、密かにアバタールに恋するものの、 世界を救う急がしいアバタールはそれに気づかず、片思いに終わる。 そのためか後のガーゴイル戦争時代、彼女はアバタールには冷たかった気がする。 |
マライア | アバタール・コンパニオンの1人。 ムーングロウ出身の魔法使い。 ライキュームの館長を務めていた事もある伝説の魔法使い。 |
カタリーナ | アバタール・コンパニオンの1人。 マジンシア出身の彼女は、一時、壊滅したマジンシアにとどまり、 その地をニューマジンシアとし、新しい農業の村を築く。 |
ロード・ブラックソン | ロード・ブリティッシュの右腕として働き、良き親友、良き理解者であった。 しかし突如、国王の大役を担った彼は、その重圧に負け、シャドーロードに取り込まれ、 暴走してしまった。 |
シャドーロード | 船乗り、キャプテン・ジョンがブリタニアの海の航海中、渦に飲まれ、地下世界を発見する。 そこで、モンデインの黒宝珠の破片を見つけ、その強大な魔力に支配され、 近くに居た3人の船員を次々と殺害。 その時に流れ落ちた血液から3体のシャドーロードが生まれた。 その3体はそれぞれ、偽りの化身「ファウルネイ」、憎悪の化身「アスタロス」、 卑劣の化身「ノスフェンター」といい、徳の3原理の裏返しになっている。 彼らは徳に染まりつつある世界で、なんとか我々の暗黒の世界も保とうと活動をはじめる。 |
ガーゴイル | ソーサリア暦160年ごろまで伝説上の生き物だと思われていた生物。 突如、ヒスロス島から現われ、徳の神殿を占領していった。 |
ガーディアン | ブリタニアの支配を宣言し、アバタールの前に現われた謎の生命体。 彼は、最後まで自分の正体を知らなかった。 |
バトリン | ガーディアンを黒幕に持つ宗教団体、フェローシップの教祖。 ブラックゲートを開き、ガーディアンをブリタニアへ召還しようとした。 |
フェルッカとトランメル | ブリタニアの衛星である2つの月の名前。 ウルティマ・オンラインでは並行する2つの世界の名前にも使われている。 |
いつのまにかブリタニアの国民歌謡となっていたストーンズの紹介。
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再生ボタンを押すとストーンズが流れます。
<<歌詞>>
Stones
Long ago ran the sun on a folk who had a dream
And the heart and the will and the power:
They moved earth; they carved stone; moulded hill and
channeled stream
That we might stand on the wide plains of Wiltshire.
Now men asked who they were, how they built and wonder why
That they wrought
standing stones of such size.
What was done 'neath our shade? What was
pray'ed 'neath our skies
As we stood on the wyrd plains of
Wiltshire.
Oh what secrets we could tell if you'd listen and be
still.
Rid the stink and the noise from our skirts.
But you haven't got
the clue and perhaps you never will.
Mute we stand on the cold plains of
Wiltshire.
Still we loom in the mists as the ages roll away
And we say
of our folk, "they are here!"
That they built us and they died and you'll not
be knowing why
Save we stand on the bare plains of
Wiltshire.
ストーンズ(和訳)
(ローカスさんより発行の、ファンブックより)
遠い昔、夢追う民に光ありき、
その民、情と意思と力を持てり、
かれらは大地を動かし、石を削り、山を造り、川を通した。
そしてわれは立つ。このウィルトシャーの平原に。
かかる巨石の柱を並べたる、いにしえの民よ。
そは何者なるや、いかにして造りたもうたか。
夜になにをなされたか、昼になにを祈られたか、
このウィルトシャーの平原に立ちてわれ思う、
この思い通じたるならば、いかなる秘密を教えられんや、
巷の喧騒は押し黙らん。
しかし石は語らず、いにしえ人の来る気配なし。
凍てつくウィルトシャーの大地に黙然とたたずむのみ。
霧に織り込まれ、歳月の帯は巻かれゆく
しかしわれは同胞に言う。「彼らはここにいる」と。
彼は我々をここに作りて、訳を告げず、この世を去れり
今はただ、ウィルトシャーの草原に立ちたるを感ずるのみ。
訳:TAK@BIOさん
(友人TAKさんの和訳です)
巨石たち
太古の昔、夢と心と強い意志をもった人々に太陽の光が注いでいた。
彼らは、大地を動かした。彼らは、石を刻んだ。丘を作り、川の流れを作った。
それが我々の立つウィルトシャーの広野。
現在、人々は聞いた。ここにいた者たちのことを。
どうやってそれを建てたのか、なぜそんな大きさの石で作り上げたのか。
何が、我々の陰の下で行われたのか?空の下で何が祈られたのか?
我々がウィルトシャーのワイアード(wyrd)平野に立っていたときに。
ああ、もしあなたたちが静かに耳を傾ければ、秘密を伝えることができるのに。
我々の足元から喧騒をとりのぞきなさい。
しかし、あなたたちは手がかりを手に入れられなかった。そして、永遠に。
我々は無言でウィルトシャーの冷たい広野にたたずむ。
いつしか年が流れ去り、我々は霧の中に浮かぶ。
そして、我々は我々の人々の事をつぶやく「彼らはここにいる」と。
彼らが我々を作り、そして死んでいった あなたたちにはわからない。
なぜ我々がウィルトシャーの裸の平野の上に立ち続けるのか。
8つの徳の意味
ロード・ブリティッシュは、ソーサリアに古代から伝わる、
人生の3原理の組み合わせから、人々が円滑に暮らせるための、8つの徳を導き出した。
中央の真実、愛、勇気が3原則。
それぞれ、赤、黄、青の3つの色を司っている。
真実は、そのままで、誠実の徳を生む。
愛は、そのままで、慈悲の徳を生む。
勇気は、そのままで、武勇の徳を生む。
真実と愛を組み合わせると、正義の徳が生まれる。
真実と勇気を組み合わせると、名誉の徳が生まれる。
愛と勇気を組み合わせると、献身の徳が生まれる。
真実と、愛と、勇気を組み合わせると、霊性の徳が生まれる。
そして、3つの原理の、どれにも属さない、最後の徳が、謙譲である。
徳 | マントラ | 意味 | |
誠実 | Honesty | Ahm | 正直、実直に生きる姿勢 |
慈悲 | Compassion | Mu | 無条件に他人を気遣う気持ち |
武勇 | Valor | Ra | 悪に立ち向かう勇気 |
正義 | Justice | Beh | 人を憎まず公正を期する姿勢 |
名誉 | Honor | Summ | 正しいと信じた事を貫く精神 |
献身 | Sacrifice | Cah | 他人を助けるため、身を犠牲にする勇気 |
霊性 | Spirituality | Om | 神聖なものを尊び、自然を敬い、魂の声に耳を傾ける心 |
謙譲 | Humility | Lum | 質素を旨として、けっして奢らない姿勢 |
3つの徳の原理の象徴となるアイテムと、その保管場所。
3つの原理 | 象徴 | 保管場所 |
愛 | 愛の蝋燭 | エンパスアビー |
真実 | 真実の書 | ライキューム |
勇気 | 勇気の鐘 | サーパンツホールド |
ちなみにウルティマ・オンラインの世界の時代背景は
ウルティマWとウルティマXの間らしいです。
しかし、アバタールのいる、この世界とは違う並行世界なので、
ウルティマ・オンラインの各シャードの歴史はまったく違います。
あなたのシャードの歴史を変えるのはあなたかもしれません。
UOをプレイしていても、神殿や、名所はあまり行かない方が多いのではないでしょうか?
たまにはウルティマの歴史を振り返って、由緒ある名所を回ってみるのも良いかもしれませんよ(^^